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本物の材料を揃えてカルボナーラを作ってみた!

  • 2021-04-16
  • 2021-04-16
  • Food
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今日はちゃんとした食材を買ってカルボナーラを作ってみました。

Buongiorno ! 平成元年からイタリアのミラノに住んでいるtakaoです。イタリア情報をブログで発信しています。

4月6日の「カルボナーラの日」にブログで紹介したカルボナーラ、今日は大好きなパスタ「カルボナーラの日」!これまで何度も作ったことがあるのですが、いつもスーパーで食材を買っていて、スーパーで揃わない食材は仮の物を使って作っていました。

まあ、仮の食材でも良いのでしょうが、レストランで食べる美味しいカルボナーラとはどうしても違うので、今日初めてパルミジャンチーズの代わりにペコリーノチーズ、ベーコンの代わりにグアンチャーレを使って本物のカルボナーラを作ってみました。

カルボナーラ自体はとてもシンプルなパスタなので、作る工程はさほど難しくありません。しかし、シンプルなものほど作るのが難しい、日本で言う「ペペロンチーノ」と同じで、とてもシンプルなパスタですが、逆にシンプルなものほどごまかしがきかないので、美味しく作るのは結構大変です。「ペペロンチーノ」も普段作っているものよりももっと美味しくできるはずなので、色々研究してゆかないといけません。

ちなみに「ペペロンチーノ」ですが、イタリアでは「アーリオ・オーリオ・エ.・ペペロンチーノ」(Aglio, olio e peperoncino)と呼びます。アーリオはニンニク(aglio)、オーリオはオイル(olio)、そしてペペロンチーノ(peperoncino)とは唐辛子のことで、中に入っているものがそのままパスタの名前になりました。

カルボナーラですが、かなり前に日本に帰ったときに弟と弟の奥さんにイタリア風のカルボナーラを食べさせてあげようと作ったことがあるのですが、イタリアと全く同じやり方で作ったのですが、全然違ったものになってしまいました。その時パスタは日本製のものしかなく、パスタが違ったから同じようにならなかったのではないかと思っています。それとチーズも市販で売っているパルミジャンチーズ、そしてベーコンもイタリアの四角に切ったベーコンは無く、うす切りのベーコンだったので、それも原因でしょう。

最近では日本のどこでも大体イタリア製のパスタがあるので、あれから日本でパスタを作るときには、必ずイタリア製のパスタを使うようにしています。

私の定義する美味しいイタリアのカルボナーラとは

カリカリしたグアンチャーレ、コッテリとした卵の黄身、そしてたっぷり入ったチーズ、この3つです。これだけでも日本のポピュラーなカルボナーラとはだいぶ違うと思います。

今回のカルボナーラで私が使ったものは、羊の乳から作ったペコリーノチーズ、豚の頬の肉でできたグアンチャーレ、卵の黄身の部分だけ2つ、そして黒胡椒です。ちなみに写真では違うメーカーのパスタが写っていますが、実際はいつものバリッラを使っています。(バリッラのパスタの箱がもう開いていたので写真映えさせるために、袋が開いていない物で写真を撮りました… 笑)

で、味は?

正直、もうすこし美味しくできると思っていました。グアンチャーレってほとんどが油なんです。私が買ったのは90%以上は白い油の部分でした。次回グアンチャーレを買うときにはもう少し赤い肉の部分がある物を選んだ方が良いと思いました。その肉の部分のカリカリしたところが美味しいんです。

先日のブログを書くときに何度もレシピのヴィデオを見ていたのですが、最後にみんなパスタの茹でたお湯を入れていました。私がカルボナーラを作り始めたころ、温かいプライパンの上でパスタと卵を一緒に馴染ませていたときに卵がいつもプライパンの熱によってポロポロになっていました。そうさせないために、それからあまり高温にならない良いに注意しているのですが、お湯を入れるとその熱でまた卵がポロポロになると思ったので入れませんでした。ただ、お湯を入れないと、卵があまりうまくパスタと馴染みませんでした。次回は最後に少しパスタを茹でたお湯を入れてパスタになじませた方が良いな、と思いました。

次回はもっと美味しくなるようにトライしてみます!

それをこの前買ってきたお皿、Non si parla con la bocca piena (口の中に物をたくさん入れて話をするな)に入れて!面白いお皿見ぃつけたっ!

Buon appetito!

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