レストランではあまり食べれない、ミラノのあるロンバルディア州の伝統料理3つ!

  • 2020-10-17
  • 2021-03-23
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Buongiorno ! 平成元年からイタリアのミラノに住んでいるtakaoです。イタリア情報をブログで発信しています。

今日は私がロンバルディア州で3つ代表的な料理を選ぶとしたらこれだ、と思うものを選びました。

これまでに何度か紹介したオッソブーコ、リゾット・アッラ・ミラネーゼ、それにコトレッタ・アッラ・ミラネーゼは省いています。

ミラノはイタリアでも一番北のロンバルディア州にあります。ロンバルディア州の一番北にある街コモの向こうはもうスイスです。コモ については以前紹介しました。「コモ湖 すぐお隣はスイスです!

私はイタリアのマンマ(お母さん)というのがいて、彼女の出身はすぐ下で紹介するポレンタが有名なロンバルディア州のベルガモなので、よく以下の3つの料理を食べさせてくれました!

ポレンタ(POLENTA)

photo  https://it.wikipedia.org/wiki/Polenta

北イタリアの典型的な冬の料理といえばポレンタ。北イタリアの貧しい人たちは、このポレンタばかり食べていたということで、南イタリアの人が北イタリアの人を馬鹿にするときにポレントーネと呼んだりする事もあります。

ポレンタはとうもろこしを粗挽きした粉を水と一緒にかき混ぜながら煮込んでいく、イタリアに古くからある料理です。ポレンタは鍋の底が焦げないようにしながら、1時間はずっとかき混ぜてないといけないので、結構手間のかかる料理です。現在ではインスタントでできるポレンタもあります。

料理と言ってもこれはあくまでパスタやリゾットのような物で、これにソースをかけたり、ゴルゴンゾーラなどのチーズを入れたり、牛乳を混ぜたり、味のあるものと一緒に食べます。ヴェネツィアのあるヴェネト州では、タラを塩漬けにしたバッカラを牛乳で煮たものと一緒に食べたりします。

ポレンタは、少し緩めにどろっと作ったり、固まるくらいに作ったり、地域、人によってさまざまです。冷めたポレンタは、焼いたり揚げたりして食べることもあります。

庶民的な料理なので、すごく美味しかった、と言うような大袈裟な料理ではないので、色々なイタリア料理を食べて来て、少し変わった北イタリア料理も食べてみたい、と言う人におすすめします。

おしゃれに暖炉でポレンタを作っているところを紹介しようと、YouTubeで動画を探していたら、偶然にも友達マッシモが彼のアグリツーリズモで作っている動画を載せていました。イメージぴったりの動画が、友達のyoutube動画っていうのはすごいですね。

ピッツォッケリ(Pizzoccheri)

パスタの一種で、形はタリアテッレに似ています。ロンバルディア州ヴァルテッリーナの名物です。素材に蕎麦粉も使われているので、グレーっぽい茶色をしています。小麦粉だけのパスタと違い、食べた時ザラッとした食感があり、私は結構好きです。

ピッツォッケリも山岳地帯で良く食べられていて、寒く土地が痩せていたために小麦が作りにくかった場所だったので、小麦の代わりに蕎麦が使われ、このパスタができました。蕎麦粉でできているために麺は長く伸ばせず、あまり長さはありません。

一番典型的なピッツォッケリの調理方法は、じゃがいも、ヴェルツァ(ちりめんキャベツ)、ピッツォッケリを茹で、それにヴァルテッリーナのカゼーラチーズとバターのソースで和えます。このヴェルツァ、ロンバルディア州では冬に寒いときによく使われる野菜です。

カッスオーラ(Cassoeula)  

photo   https://it.wikipedia.org/wiki/Cassœula

カッスオーラとはミラノの方言で「鍋」という意味、イタリア人でもロンバルディア州出身でない人にとっては結構発音しにくい単語です。まさにその鍋に前記のヴェルツァ、伝統的に初霜が降りた後の身の締まったものが使われます。それにセロリ、玉ねぎ、人参、豚肉の外皮、足、頭、スペアリブ、腸詰など、安い部分の豚肉を一緒に長い時間煮込んだ料理です。

この料理は昔、労働者が寒い冬にエネルギーを得るためによく食べられていたので、カロリーが高く、かなり重いです。ですが、私は結構好きな料理です!

上記の3つの料理は家で食べることの多い料理で、レストランでもおいていないところが多いので、ロンバルディアの伝統料理を食べさせてくれるところに行かないと食べれないかもしれません。

いつものイタリア料理とは違った、こんな料理を試してみたい方は是非どうぞ!

Ciao !

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