1年半ぶりにメンズファッションの展示会PITTI UOMOが開催されました。

  • 2021-07-02
  • 2021-07-02
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Buongiorno !

イタリアではワクチン接種も進み、感染者もだいぶ減ってきています。ということでメンズファッションの展示会PITTI UOMOが1年半ぶりに開催されたので行ってきました。

平成元年からイタリアのミラノに住んでいるtakaoです。イタリアの生の情報をブログで発信しています。

今回のPITTI UOMOは何と第100回目、年に2度開催されたとして、50年は続いていることになります。

私はここ15年くらいは出展者として参加していたのですが、今回は久しぶりにビジターとしての参加です。去年2月にコロナが広がり始めてからは仕事でモデナまで行っただけで、あとはずっとミラノにいたので、久しぶりのフィレンツェはなんとなく不思議な感じでした。

PITTI UOMOは世界で一番重要なメンズファッションの展示会ということもあって、普段はさまざまな国のバイヤーや出展者がフィレンツェに集まって来ます。それに、フィレンツェは世界でも有数の観光スポットでもあるので、どのシーズンもたくさんの国から観光客が入ってくるので、さまざまな国の言葉が聞こえてきますが、今回のフィレンツェではほとんどイタリア語しか聞こえてこない、といういつもと違って異様な感じでした。観光客もまだあまりいないため、街中にいる人の数もかなり少ないです。

いつのシーズンでもフィレンツェのホテルはいっぱいになっていますが、今回ホテルでチェックインした時に受付の人にどんな様子かと聞いたところ、彼はその日が今年に入って5度目の仕事だったということです。チェックインをしたのが6月30日なので、半年で5日しか仕事がなかったことになります。

PITTI UOMO開催中は普段は多くの人に夕食を誘ってもらえるのですが、今回はビジターとしても出展者としてもほとんど知り合いが来ていなくて、知っている出展者も2日目から入ったり、自宅から会場に通っている人ばかりだでした。それでもせっかくフィレンツェにいるので、簡単に食事を済ませるのも嫌だったので、よく行くレストランに一人で行ってきました。

そのレストランでも2月に1ヶ月ほど開けていただけで、5月まではずっとレストランを閉めていたそうです。オーナーとはsnsでも繋がっているので、昨年の暮にコロナの様子を聞いてみたのですが、その時にはお店は閉めているとは言っていましたが、ここまで長く閉めているとは思ってもみませんでした。

ミラノは観光の街というよりビジネスの街なので、コロナでかなり長い間厳しい規制があったとしても、レストランもテイクアウト対応をしていたり、あまり店が閉まっている感はありませんでしたが、フィレンツェに来て現地の人と色々話をしてみると、同じイタリア国内でもフィレンツェのような観光を中心にしている街とミラノとではかなりの違いがあるのがわかりました。フィレンツェではなんとスーパーマーケットも閉まっていたところがあったそうです。

それではPITTI UOMOの様子について話すことにしましょう。

いつもと同じように展示会場に行くと、入り口の前にもう一つ受付があって、そこでPCR検査の証明書を見せてくれと… 正直、展示会のチケットを購入していつものつもりで、連絡事項も気にしてみていなかったので、そんなものは持っていません。っていうかコロナが広がり始めてからはほとんどミラノでおとなしくしていたのでPCR検査すらこれまで受けたことがありません。ただ、2度目のコロナワクチンの予約のメッセージがあったので、それを見せて入ることができました。

PCR検査で陰性、ワクチンを打っている人はれを手首につけられ展示会に入ることができます。

会場入り口はいつもたくさん人がいますが、思っていた通りほとんど人はいませんでした。会場に入っても全部の建物が使われているのではないので、本館に行くまではほとんど人がいませんでした。本館近くに来ると人が増え始めましたが、それでもいつもの様にたくさんの人はいません。

展示会入り口

普段PITTI UOMOは、6月第2週の火曜日から4日間開催されるのですが、今回は何週間か遅れて始まったので、普段はPITTI UOMOの後に開催される子供服のPITTI BIMBOと同時開催されていました。普段PITTI UOMOはは1200ブランド以上の出展があるそうなのですが、今回は338ブランド(聞いた話なので少しの変動はあったかもしれません)しかなかったようです。なので、ブースも本館とその隣のパディリオンしかt使われていませんでした。

PITTI BIMMO

出展ブランドも有名ブランドの出展は殆どなく、有名どころといえばKITONはサンプルもなく画像でコレクションを紹介していて、 BRUNELLO CUCINELLIは友情出展なのかな、と思いました。出展ブランドでも最近は多くの日本ブランドが出展するようになりましたが、今回は5ブランドしか出展していませんでした。

会場でももほとんど聞こえてくる声はイタリア語で、あまり外国語は聞こえて来ませんでした。中には日本のデパートやバイイングオフィスの方がいらっしゃいましたが、当然まだ日本からの買い付けではバイヤーは来ていません。日本の大手のデパートのバイヤーも当分はイタリアには来ないと聞いています。

どのブランドもオンラインでオーダーを取れるような仕組みをとっているし、特に日本のメンズファッションに関しては、かなりのブランドが日本にインポーターを持っているので、日本でもコレクションを見ることができるために、バイヤーがフィレンツェに戻ってくるのにはまだ何シーズンかはかかるかもしれません…

会場内

先ほども書きましたが、イタリアはワクチンの効果もあって大分感染者が減って来ていますが、去年の夏も今頃はかなり感染者が減っていたにもかかわらず、秋口からまた感染者が増え始めたので、今年も様子も見てみないとわかりません。

イタリアは観光にしてもファッションにしても今回のコロナで大きな打撃を受けています。色々な規制があった中でもみんなびっくりするほど指示に従っているし、コロナ対策でのオンライン化、ワクチン接種のオーガナイズなど、目を見張るような進歩が見られます。早く普通の生活に近づいてまたイタリアの展示会やショールームにバイヤーが戻って来てくれる日が来るよう願っています。

今回は久しぶりにビジターとしてPITTI UOMOに参加したので、ゆっくり展示会をみようと1泊しましたが、出展ブランドも少なかったので、普段できないフィレンツェ観光をして来ました。いくつか展覧会にも行って来たので次回はそれについてブログで紹介しようと思います。

Ciao !

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