多くの国の支配を受けてきたイタリアの北東部フリウリの独自の料理!

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Carissimi Buongiorno!

フリウリ料理は、何世紀にもわたりこの地域を特徴付けてきた外国の支配の影響と、地理的特徴から生まれた伝統料理です。

フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州は、海から山に広がる領土であるため、この地域の代表的な料理でも、州のどの場所にいるのかによって変わってきます。さまざまな種類の陸と海の料理を味わうことができるというわけです。

しかし、主なフリウリの料理は陸の料理で構成されています。

最も有名なのはヨータ(Jota)、ザウアークラウト、ジャガイモ、豆、ソーセージで作られたスープで、たくさんのヴァリエーションがあります。 フリウリの町々(最も有名なのはトリエステのもの)だけでなく、スロベニアとイストリア(イタリアスロベニアクロアチアに跨る地域)でも多くのバリエーションがあります。それにムゼット(Musetto)、コテキーノに非常によく似たポークソーセージ(サラミを煮たもの)です。ムゼットには豚の鼻だけが使用され、肉は細かく刻まれ、コショウ、シナモン、ナツメグなどのスパイスと混ぜ合わせ作られます。

ヨータ(Jota)
ムゼット(Musetto)

魚料理に入ります。最もよく食べられている魚はマスです。その生産量でフリウリは、世界でもトップクラスに入り、さまざまな方法で使用されます。ファースト・ディッシュとしてパスタと一緒に、またはこの地方で代表的な、オーブンやグリルを使ったメインコースとして味わうことができます。

マスのカナッペ(Tartine di Trota

もう一つのとてもおいしく、いつも多くの人に好まれる料理はフリーコ(Frico)です。やわらかいチーズパイのような食べ物で、よくポテトやタマネギが加えられます。一方、サウリス地区(山岳地帯)では、ポテトやタマネギの代わりにスペック(サラミの一種)を使って作られる事もあります。内側は柔らかく暖かく糸状になっています。時には表面がカリカリになったものやもしくは均一に調理されたものもあります。

フリーコ
フリーコ・クロッカンテ(Frico Croccante)

もう一種類、いわゆるフリーコ・クロッカンテ(Frico Croccante)もあります。これも他と同じようにすり下ろした熟成チーズを原料として使い、風味豊かな美味しいウエハース状になるまで揚げた物です。アペリティーヴォ(食前のお酒)やスナックには最高です。

デザートに移る前に、Friuliのとても重要な食べ物を紹介しなければいけません。

それは、サン・ダニエレの生ハム(Prosciutto San Daniele)です。その品質と味はこの生ハムが生産され熟成された地域の自然の要因から生まれ、イタリア全土でとても有名で人気のある生ハムです。

サン・ダニエレ

最後に…「甘い物」。では、お菓子について話しましょう。

それでは一番重要なお菓子から始めます。スロベニア語の「グバ」に由来するグバナは、折り目を意味します。このお菓子はフリウリで最もポピュラーなお菓子の一つで、正確にはチヴィダーレ・デル・フリウリ地区のものです。休日または特別な機会に作られます。螺旋状の形をしており、クルミ、干し葡萄、松の実、グラッパ、すりおろしたレモンの皮を詰めた、甘い発酵生地をベースにオーブンで焼かれたお菓子です。

グバナ

その他の美味しいお菓子は、エッセ・ディ・ラヴェーオビスケット(Biscotti Esse di Raveo)、ラヴェーオはこのお菓子が生まれた小さな町です。このビスケットは、1920年に生まれ、小麦粉、バター、卵、砂糖、バニラなどのシンプルな材料を混ぜ合わせることによってできます。 S字型は最も作りやすい形で、その日から生産は止まりませんでした!

エッセ・ディ・ラヴェーオ

そして、フォカッチャもあります。ピンツァ(Pinza)とティトーレ(Titole)。どちらもイースター期間中に食べられ、シンプルな方のピンツァはブリオッシュ(菓子パン)でもあるので、イースターの卵型チョコレートと一緒に朝食で食べることができます。

一方、ティトーレは網状のケーキで、中に赤い卵が入っています。細長い形はイエスが十字架にかけられたときに使われた釘を表し、赤い卵は十字架の血で染まったゴルゴタの丘の石を表しています。

Alla prossima!

ピンツァ
ティトーレ

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