Buongiorno ! takaoです。
今の時期、普段だと南イタリア プーリア州のバーリに行っているので、今日はバーリについて書こうと思います。
イタリアに来てから、仕事でフィレンツェに行くことはとても多かったのですが、南イタリアに行くことはほとんどありませんでした。が、ウェディングドレスのデザインでバーリ県のプティニャーノ(Putignano)にあるウェディングドレスのメーカーに呼ばれてデザインをした事がありました。プティニャーノは人口2万7千人ほどの小さな町ですが、まさにウェディングドレスの町で、町中でウェディングドレスを作っている様なところでした。それからもうかなり経っているので、現在はどうなっているかわかりませんが、だいぶウェディングドレスの産業も縮小している様です。
その後、あるブランドから彼らのジェケットブランドの販売を頼まれ、今度は彼らの会社のあるアルベロベッロに行きました。ここ5年くらいは同じバーリ県にあるロコロトンドという町と、県は違いますが、その隣町マルティーナフランカのメンズのジャケット工場での仕事で再度バーリに行く様になりました。マルティーナフランカ以外の二つの町はバーリ県にあります。


バーリの街の話になりますが、友人の40歳の誕生日会を彼の出身地バーリでやったので、数年前にも訪れていました。南イタリアに行く機会はそれほど多くないのですが、バーリには縁があるのか、いろいろな事でバーリに行く機会がありました。
それまでは仕事が終わったらすぐにミラノに帰っていたので、バーリの街をみたことがありませんでしたが、この友達の誕生日の時は色々と旧中心地を案内してもらい、バーリの街がこんなに綺麗なことをその時初めて知りました。


バーリはあまり治安が良くないということで知られていますが、行く場所さえしっかりし知っていたら、それほど危なそうでもありません。観光で行く方は一応注意しておいてください。
バーリは海に面した港町で、守護聖人はサンタクロースの元となったサン・ニコーラです。バーリのどう言ったところが好きかというと、南イタリアということもあって、夏に訪れると太陽が燦々と照り、それをもっと映えさせてくれる真っ白い壁の教会、開放感があって空がとても大きいです。ちょっと錆ががかった様な色の家々。北イタリアの冬はどんよりとしていますが、南イタリアは冬でも空が青いです。



旧中心地にはサン・ニコーラ聖堂(Basilica di San Nicola)サン・サビーノ大聖堂(CATTEDRALE DI SAN SABINO)、ヴァッリーザ教会(CHIESA DELLA VALLISA)などの教会があり、真っ白な壁はとても印象的です。


また、食べ物も魚料理がとても美味しいです。これは以前ブログでも紹介しています。「プーリア州バーリで行くべき、おすすめシーフードレストラン!」
少し時間があれば、バーリ県の郊外の、ポリニャーノ・ア・マーレ(Polignano a mare 「ヴァカンス中のイタリア人のインスタでたくさん出てきたあの場所!」)、アルベロベッロ(「お待ちかね、アルベロベッロの紹介です!」)、ロコロトンドは旧市街が真っ白でおとぎ話に出てきそうな町です。できればぜひ足を伸ばしてみてください。
Ciao !


