イタリアで考えられているレオナルド・ダ・ヴィンチは全く違った人だった!!!

Buongiorno ! 平成元年からイタリアのミラノに住んでいるtakaoです。イタリア情報をブログで発信しています。

レオナルド・ダ・ヴィンチは日本で一番有名なイタリアの画家、と言っても過言ではないと思います。が、実はイタリアでは彼は有名な画家というより、なんでもこなせる大天才が絵も描いていた、というふうに見られています!

リッタの聖母(Madonna Litta)

日本で植え込まれられた先入観は、自分の中ではそれが当たり前で通っているので、なんの問題もなくそのつもりでいて、時々「なんか違うぞ?!」と思うことがあります。

今回お話しするレオナルド・ダ・ヴィンチについても、ずっと有名な画家だけど、他の才能もあった、と私は思っていたのですが、なんとなく違うんではないか、と思い、イタリア人四人に聞いてみたところ、やはり四人ともレオナルドは何でもできた天才で、その中で絵画も得意としていた、という返事が返ってきました。

ちなみにWikipediaを見てみると、彼が精通していた分野はざっとこれだけありました。鏡文字、音楽、建築、料理、数学、幾何学、生理学、組織学、解剖学、美術解剖学、人体解剖学、動物解剖学、植物解剖学、博物学、動物学、植物学、鉱物学、天文学、気象学、地質学、地理学、物理学、化学、光学、力学、工学、飛行力学、飛行機の安定、航空力学、航空工学、自動車工学、材料工学、土木工学、軍事工学、潜水服、

今でも覚えているのですが、私がまだ小さかった頃、モナリザの絵が日本に貸し出されて、日本でとても話題になったことがあります。その頃にはもうモナリザもレオナルドも知っていたので、やはり彼の名前は日本でもよく知られているんです。

ジョコンダ

で、「モナリザ」ですが、イタリアではそう呼ばれていないのを知っていましたか?イタリアでは「ジョコンダ」(Gioconda)って呼ばれているんです。

私が昔ミラノの郊外に住んでいた頃、近所の水車のある農家で、水車小屋の中の様子を見せてもらったことがあります。いろいろ説明してもらっているなか、内容ははっきり覚えていないのですが、確か低いところに流れている小川の水を高い場所にあげて、またその高さから流す原理、を説明してもらったと思うのですが、それはまさにレオナルドが考案した方法でした。

ミラノにも住んだことのある彼が残したものは、ミラノにもたくさんあります。まず有名なところで「最後の晩餐」遠近法を使ったことで有名な壁画ですね。とても人気があるので、事前予約しないと入れません。最後の晩餐の予約

その最後の晩餐のあるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会(Santa Maria delle Grazie)からそれほど遠くないレオナルド・ダ・ヴィンチ記念国立科学技術博物館(Museo nazionale della scienza e della tecnologia Leonardo da Vinci)には彼の発明したヘリコプターや戦車など、スケッチをもとに作られたいくつかの模型が展示され、科学者としてだけでなく、発明家としてもさまざまなもの発明したのがよくわかります。彼が生まれたのは1452年なので、どれだけ新しいことを考えていたかが想像できますね。

またレオナルドはミラノのドゥオーモの建設にあたっての考案にも参加しました。

ミラノのドゥオーモ

ということで、日本では画家としてよく知られているレオナルドですが、イタリアでは多方面での活躍も知られています。とても興味深い話題なので、私もこれから勉強したいと思っていますので、調べたことを少しずつ紹介していこうと思っています。

ちょうどタイミングよくイタリアの国営放送で3月23日から彼のスペシャル番組をするそうなので、たくさんの情報が集められればと思っています。

Ciao !

最新情報をチェックしよう!