今日はミラノでお勧めのレストランを紹介します。
Buongiorno ! 平成元年からイタリアのミラノに住んでいるtakaoです。イタリアの生の情報をブログで発信しています。
イタリア料理は家でも食べれるので、外食をするときは普段なかなか家で作れないアジア系、アフリカ系など、エスニック料理を食べに行くことが多いのですが、日本から知り合いが来た時などはやはりミラノ料理を食べに行きます。
ミラノ料理といえば、コトレッタ・アッラ・ミラネーゼとオッソ・ブーコの美味しいOSTERIA DEL BINARIが私のお気に入りです。以前このレストランと同じ通りに10年ほどショールームを持っていたことがあるので、もうかれこれ20年以上通っています。
有名な料理なので知っている方も多いかと思いますが、この2つの料理を簡単に説明しようと思います。
コトレッタ・アッラ・ミラネーゼ
早く言ってしまえば仔牛のあばら肉のカツレツです。実際に見てみるとわかりますが、コトレッタはかなり大きく、大きなお皿でもいっぱいです。ただそれは、子牛の肉を叩いて薄くし、面積が広くなっているので、見た目は大きくは見えますが、結構ペロリと食べれます。
豚カツとこのコトレッタの違いは、コトレッタは油ではなくバターであげるところです。私はいつもコトレッタの上にトマトとルーコラを乗せたものを頼み、その上にたっぷりバルサミコ酢とオリーブオイルをかけて食べます。
オッソ•ブーコ
子牛のスネ肉を4、5cmに輪切りにし、白ワインとブイヨンで煮込み、料理の最後にグレモラータ(パセリ、ニンニク、レモンの皮でできた調味料)を入れた料理です。
オッソ・ブーコとはイタリア語で直訳すると「骨の穴」という意味です。スネ肉を輪切りにしているので、骨の中側に穴が開いているのでその名前がつきました。
ミラノの定番の食べ方はこのオッソ・ブーコをサフランの入ったこれもミラノの郷土料理の黄色いリゾット、リゾット・アッラ・ミラネーゼの乗せて食べます。このオッソブーコの美味しい部分は、骨の中にある骨髄の所で、中身ががとろりとしてとても美味しいです。このレストランに行かれたら是非この2つの料理を食べて来てください。
ディナーの時の入り口は、中が少し暗くしてあって、とてもエレガントな雰囲気になっています。まず座ったらプロセッコのサービスがあり、美味しいスティック野菜と、パテが出て来て、それから料理へと続いて行きます。
また、夏になると庭で食べることもできます。外で食べれるのでとても開放的でいい感じですが、ディナー時は蚊が出てくるので、虫除けは持って行っていた方が良いと思います。
一方ランチの時の入り口は、昼間カフェとしても使われていて、レトロっぽさを残しつつ、少しカジュアルな感じです。
おしゃれなレストランなので、商談などでも使えると思います。ミラノ料理が食べたい時は是非このレストランに行ってみてください!
Ciao!
OSTERIA DEL BINARI
Via Tortona 3, 20144 Milano
tel: 02 89409428, 02 89406753
価格: ワイン込み €50/€70
12時00分~14時30分, 19時30分~23時00分
イタリアでは昼休憩が13時からなので、ランチタイムは13時15分前くらいにはお店に入っていた方が混まなくて良いです。