blog – Annalisa
皆さんこんにちは!PeraPera.itのAnnalisaアンナリーザです。
明けましておめでとうございます!
今年の新年はコロナでちょっと特別な祝い方になってしまいましたが、イタリアの年末年始の料理にはコロナの影響はありませんでしたので、今日は皆さんにそれをご紹介したいと思います。
それでは、一緒に見てみましょう!
それぞれの家庭に、大晦日と元旦の伝統料理があると思いますが、イタリアでは少なくとも2つの伝統的な食べ物があります。それらは、Lenticchie と Cotechino です。
Lenticchie とは、レンズマメです。形は丸くてコイン(お金)と少し似ているので、イタリアではLenticchie を大晦日の夕食に食べると、新年の繁栄をもたらすと信じられています。なので、ディナーに別の食べ物を食べたとしても、12時になるとLenticchieを少しだけでも必ず食べる習慣があります。
大晦日にLenticchieとペアーとなって一緒に食べられる料理Cotechinoは、豚肉でできた大きなソーセージのような肉料理です。脂肪分が豊かなCotechinoは、幸運な新年の食べ物であると考えられています。CotechinoはZamponeとしても知られていますが、本来はいくつかのちがいがあります。
CotechinoはFriuli Venezia Giulia州の料理で、ZamponeはEmilia Romagna州から来ました。もう一つの違いが、それぞれの作り方です。Cotechinoは、普通のソーセージやサラミのような作り方です。Zamponeは、「大きいZampa」という意味があり、つまり、大きな動物の足とのことなのです。なぜかというと、Zamponeは豚の足の皮に入れた豚肉なソーセージなんです。面白いでしょう?


それでは、皆さんどうですか?これらのイタリア典型的な年越し、正月料理を食べたことはありますか?
A presto!
*photo cover – Popo le Chien
