ウィーン到着と初日の営業
ウィーン着!
営業に行く前にアポを取っていくようにしているのだが、たいていさまざまな理由でアポは取れない、この度も一カ所アポを取ったのだが、ウィーン市内に着いて早々、具合が悪くなったので今日のアポはキャンセルしてくれとのこと…
とにかくたくさんのお店を回りたいので、事前にマップで全てのお店の位置を調べ、無駄なく歩けるように回る順番を決めておく。1日目のお昼前に着き、次の日の昼過ぎまでの勝負なので、初日になるべくたくさんのお店を歩いて回り、2日目に少し離れたお店に電車などを利用していくことにした。
飛び込み営業スタート!バイヤーとの会話から得られるもの
アポがとれたところだけに行くというつもりではないので、事前に調べておいたピスポークのお店10軒ほどに飛び込み営業。飛び込み営業も、はじめのうちは勇気がいったのかどうかは覚えていないが、今となっては勇気とか恥ずかしいとかいうものは全くなく、調べておいたお店、調べていなくても歩いていて興味があるお店には全て尋ねていく。
一位番初めに行ったお店は私の取り扱っている商品に合いそうな、中心地にある良さそうなお店、アポがなかったのでお店の人に店主を呼んでもらい商談を、残念ながらこの店では全てオリジナルの商品を販売しているので、他のメーカーの商品には興味がないとのこと、それでもどんな商品がお店で売れているか、我々の商品についてどう思うか、など貴重な話が聞けた。ヨーロッパのお店の良いところは、良くても悪くてもバイヤーが感想を話してくれえること、さまざまな理由で、購入に至らなくても気に入ったら、良い点を褒めてくれ、買わない理由も教えてくれる。また、悪いところもきちんとアドバイスをくれる。
日本人だからこその信頼と強み
どの国に販売に行っても、日本人だ、というと大抵のお店では興味を持って商品を見てくれる。これは、これまで我々の先輩方が日本製品の良いイメージを築いてくれたおかげだと思っている。これには本当に感謝している。大抵の場合い、購入しなかったとしても商品は見てくれる。
その後の店はオーナーがこれからアポがあるということで、1時間後に戻ってきて欲しいとのこと、1時間後に戻ったのだが、まだアポが終わってないらしく、そこで30分ほど待ち、またその30分後に戻って見たがまだいなかったので、次の日にまた行くことにした。このお店のために行ったり来たりしていたのだが、いそぎ足でまわったので、結構なお店を回ることができた。
続く