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ナポリ新年の花火!

  • 2021-01-02
  • 2021-01-02
  • Italia
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Buongiorno ! takaoです。

コロナでほとんど1年振り回された2020年も終わり、2021年が開けました。先日のクリスマス、お正月は例年よりもメッセージがたくさん来ました。みんな2020年は特別だったのだと思います。

イタリアでの年末年始の過ごし方は先日Lauraが紹介してくれましたが、 イタリア、年が明けると窓からものが飛んで来る!

もう1つのイタリアのトラディションといえば、新年の花火です。12月に入ったくらいから、毎年決まったように、ちょっと悪そうなフード付きの上着を着た少年達が、その辺で爆竹を鳴らし始めるのをよく見かけます。それから大晦日のカウントダウンが始まり、新年になると、あちらこちらで花火の音がし始めます。日本では花火といえば夏のイメージが強いですが、ヨーロッパでは花火といえば新年に良く使われます。

イタリアではコロナ感染者を増やさないために、2020年のクリスマス前から今年の1月6日まではほとんどの日が外出禁止になっていて、国はクリスマスも正月もなるべく多くの人数で会わないように、と言っていたので、ほとんどの家庭では今年の年末年始は例年よりも少ない人数で祝いました。

また、もう何ヶ月も前から始まっている、イエローゾーンの時にも行われている夜22時から朝5時までの外出禁止令は、元旦の朝だけは7時までに延長されました。

ということで、今年の新年の打ち上げ花火もほとんどの大きな街で禁止され、多くの街では最高500ユーロ(6万3千円)までの罰金、街によると最高5000ユーロ(63万円)までのところもあったそうで、南イタリアのバーリではベランダからの花火も禁止だったそうです。

ということで、今年の正月は静かな正月になるかと思いきや、いつもよりもかなり外はうるさく、バンバン打ち上げ花火が飛んでいました。昨年はコロナで、あれはするなこれはするなで、色々なことが禁止になり、外にも出れず、みんなかなりストレスが溜まっていたのだと思います。

2021年 新年のナポリ

毎年問題になっているのですが、今年も例に漏れず、花火が原因で怪我人が出ていました。それでもナポリのニュースでは、「今年の怪我人は八人だけ」と書いてありました。このナポリ、毎年新年になると花火が問題で多くの怪我人が出て、中にはピストルの流れ弾で怪我をしたり、亡くなる人も出てきます。

ナポリでは他の人よりもどれだけたくさん、カラフルで綺麗で大きな音のする花火を打ち上げられるかが競われるそうで、街が夜でも昼間のように明るくなるそうです。危険はともないますが、ナポリ人にとって新年の花火はとても重要なようです!

先日のLauraのブログにもありましたが、南イタリアでは新年に古いものを捨てて新しいスピリットを入れる、という習慣があるので、新年、窓から色々な物が落ちてきます。新年のナポリでは上と花火に注意して歩きましょう!

Ciao!

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