↑サンマリーノ
すでに多くの人が知っているように、イタリアの中には、2つの小さな独立したマイクロ・ステートがあります。世界で最も古い共和国サンマリーノと、バチカン市国、ご存知のようにローマ教皇が住んでいます。
しかし、公式には存在しないため、世界地図に表示されない他のマイクロ国家(空想国家)もあります。
以下が違いになります。
- マイクロ・ステートは広く認識されていますが、
- マイクロ国家は、独自の法律はあるのですが、国際法によって認識されていません。国旗と国歌を持ち、多くの場合、独自の通貨、パスポート、切手、貴族のように、名誉ある称号の付与など、さまざまな種類の証明書も発行しています。
それではこのマイクロ・テリトリーの旅に出る事にしましょう!
サンマリーノはヨーロッパで3番目に小さい国家で、エミリアロマーニャ州とマルケ州の間に位置しています。ユネスコ世界遺産に登録されているその首都は、山の上にあり、防護壁に囲まれた小さな町です。
サンマリーノの独立は非常に古く、おそらく西暦3世紀にまでさかのぼります。実際、サンマリノは世界で最も古い共和国と見なされています。
その経済は観光と金融の分野に基づいています – サンマリーノは1999年まで特権課税のある国と言うブラックリストに入っていました。いわゆる「税の避難所」にあったのですが、今ではもうそうではありません。

バチカン市国は、カトリック教会の中心で、ローマ教皇のいるマイクロ国家で、ローマの中心に位置しています。
美術館や建物、重要なモニュメントがとても豊富な場所ですが、数がとても多く数行でまとめることはできません。
サン・ピエトロ広場は、日曜日に約20万の人が集まり、教皇のミサを聞きます。同様に有名なサン・ピエトロ大聖堂は、バチカン市とバチカン美術館の一部であり、中に入って見学することができます。
エジプト博物館以外に、美術館、写真ギャラリー、細かく美しく描かれたフレスコ画のある凄まじいばかりの数の部屋に加えて、ミケランジェロが描いたシスティーナ礼拝堂天井画もあります。
空想のマイクロ国家についてですが、まず、私のホームタウンのあるリグーリアから始めましょう。

セボルガ公国は、320人の住民がいる中世の小さな町で、60年前からイタリアの独立を求めています。実際にこの街は過去に独立した公国だったようです。
独立要求を形式化するために、住民は王、ジョージ一世を選出し、彼の死後、後継者マルチェッロ一世を選出しました。
コインも鋳造されました(貨幣の名前はルイジーノ – Luigino)。これは明らかに法的価値はありませんが、 この公国のお店では、6米ドルの価値で受け取ってくれます。
さらに、セボルガの居住者は、パスポートと運転免許証、さらにはイタリアの公式車のナンバープレートの横に、独自のナンバープレートをつけることできます。
民俗行事とは別に、この公国は楽器博物館としても有名で、1744年から1930年までの135のユニークなアンティークな楽器が、すべて完璧な状態で展示されています。

それからもう少し南、トスカーナの街ピストーイアにあるアペニン山脈にもう1つ、1996年、住民が過去に戻って環境を保護することを決意し、独立自己宣言した別のマイクロ国家があります。それはマプスロン(Mapsulon)の自由な領域です。
住民はアスファルトを取り外し、車の通行を廃止しました。そこに行くためには、歩いて行かなければなりません。そして彼らはテレビ番組の質の低さが悪影響をもたらすと言うことでテレビ番組を見れなくしました。
そしてもう1つ、アルカトラスがあります。アメリカの刑務所ではなく、作家で俳優のジャコポ・フォが、とても美しいウンブリアの田園地帯に設立したものです。
これは111人からなる平和主義者、夢想家の集まった小さなコミュニティで、無駄を最小限に抑え、独自にクリーンなエネルギーを生み出すと言うものです。
ここでも独自の通貨(タレント)を持ち、パスポートと切手を発行しています。
また、誰でも泊まれるエコビレッジがあり、有名な俳優や作家による演劇や疑似魔法のコース、ロバ療法、ヨガ(痴呆)など、風変わりな活動にふけることができます。

もしあなたがイタリアで小さな国を創生することができたら、どこにそれを置きますか?そして、憲法の基礎となる原則は何でしょう、生態学、文化、抗議、技術…?
A presto!
ユースフルリンク:
Repubblica di San Marino – www.sanmarinosite.com
Città del Vaticano – www.vaticanstate.va/it
Principato di Seborga – www.principatodiseborga.com/pds/
Libera Università di Alcatraz – www.alcatraz.it