いつも日本に帰った時に思う事、日本のユニフォームってすごくかっこわるいんですよね…
デザイン王国イタリア、有名デザイナーのコレクションだけがかっこいいわけではなく、警察官のユニフォームもすごくかっこいいんです。今日はその警察官のユニフォームを紹介しようと思います。
まず、毎回思うのが新幹線の掃除作業員のユニフォーム。多分、陽気に見せようとしてそうなったのだと思うけれど、あのピンク色、結構ご年配の人も働いている様ですが、あのピンクはちょっと着てる人かわいそう。サイズ感も、どんな体型の人でも着れるようにと、あんなにダボダボになったのだと思うんですが…
あと警察官のユニフォームもだっぷりとしてあまりシャープさがないような気がします。もちろんイタリア人と比べると体型の差もあるとは思いますが、それだけではないです。
で、イタリア、イタリアの警察のユニフォームはいつ見てもかっこいい!イタリアの警察には色々種類があるのですが、その中でも特にカッコ良いのはカラビニエリ(Carabinieri)国家憲兵のユニフォームです。まず、シルエットがかなり行けてます。間違いなくイタリア人の体型の良さがユニフォームを通して出ているとは思うのですが、シルエットはかなり研究されています。
カラビニエリですが、1814年7月13日、サヴォイ家のヴィットリオ・エマヌエーレ1世が、サルデーニャ王国の大陸の部分がナポレオンの軍隊に占領されていたために亡命していたサルデーニャ島のカリアリからトリノに戻った時に、警察の役目をさせるため、ロイヤルカラビニエリを設立させました。
ユニフォームの話題に戻ります。ひとつひとつのディティールがとてもよく研究されています。黒に赤く太いラインが横に入ったパンツ、肩章の周りのパイピングも赤です。それに真っ黒のロングブーツ。

普段は白いシャツに黒いネクタイをしていますが、黒いニット素材のハイネックを着る場合もあります。パンツの素材も布帛ではなく、ジャージ素材です。こういった素材を警察のユニフォームで使う事はないと思います。

夏はジャージのパンツに青の半袖シャツを合わせます。つなぎのユニフォームもあるのですが、それもかっこいいです。
さてさて、このユニフォームのデザインですが、やはりイタリアを代表するデザイナーアルマーニによってデザインされました。さすがデザインの国イタリアのユニフォームですね。
旅行でイタリアに来られた時、こういったことを見てみるのも面白いと思います!
