ブログ Sardiniatabi – Carla & Giorgia
リグーリアに住むラウラに続いて、イタリアでもっとも美しい海を持つ島サルデーニャで、日本人相手の観光ガイドをしているカルラとジョルジャに自分達の島について紹介してもらいます。日本からは遠いので、それほど知られていませんが、世界的にも有名な海のきれいな場所で、独特な文化も持ち合わせているので、イタリアでちょっと長旅をしたい方はお奨めです!

はじめまして、
サルデーニャで観光ガイドをしているカルラとジョルジャです。日本人の観光客の皆さんに、日本語でサルディーニャを案内しています。私たちはサルデーニャの中心の街カリアリの大学で日本語と日本の文化を学びました。初めは新しい言葉を学ぼうと、簡単な思いで日本語を始めたのですが、そこで日本がとてもきれいな所だということがわかり、日本の文化や伝統が好きになりました。それからもっと日本語のレベルを高めようと日本に語学勉強に行った時に日本に対する想いがもっと強くなりました!
是非サルデーニャに来て、私たちと一緒にサルデーニャの地方料理、長い歴史、豊かな自然を楽しんでください!
私たちはサルデーニャで生まれ、サルデーニャで育ち、サルデーニャを愛する、サルデーニャ旅行のエキスパートです。
サルデーニャを訪れる観光客の皆さんに新しい発見をしていただきたい!それが私たちのモットーです。
SITO INTERNET: www.sardiniatabi.com
FACEBOOK: サルデーニャ島の旅
INSTAGRAM: sardiniatabi
MAIL: sardegiappe@gmail.com
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INTRODUZIONE:サルデーニャ島概説

多くの人たちは私たちの島を、羊飼いの島、*Aga-khanとエメラルド海岸、**ヌラーゲ、***マムトーネスの仮面と島の山賊など、ステレオタイプのサルデーニャのみ知っています。
しかし、教養の高い旅行者たちは、もっと深くサルデーニャのことを知りたいでしょう。
サルデーニャ島のことをもっと良く知りたい旅行者は、人っ子一人いない広々としたビーチから、未開発の小さな島、森林など、果てしなく自然の景色が続く環境を多く見つけることもできる旅ができる。ということも知らなければなりません。
島の大きさと人口密度が共に地中海で2番目のサルデーニャ島の面積は、24,089k㎡です。Sant’Antiocoをはじめ、San Pietro、Asinara、La Maddalena、Capreraなど、多数の小さな島がサルデーニャを囲んでいます。
気候は夏暑く、冬温和な典型的な地中海気候です。この気候は湿地に棲んでいる鳥類にとって、とても重要な条件です。この気候のおかげで、サルデーニャにもフラミンゴが生息しています。

サルデーニャの海の中には地中海地域でよく見られる魚類だけではなく、今では珍しくなったウミガメや、現在希少なモンクアザラシもいます。モンクアザラシは東海岸の海の洞窟で見ることができます。また、綿羊とオオツノ羊などサルデーニャのシンボルとなる動物が島全体にいます。

古代の人間は、サルデーニャに偉大な目印を作りました。考古学の世界ではヌラーゲといいいます。みんなを驚かせるような建造物で、地中海の先史時代において最も代表的な建築と特徴づけられています。これらの古い石の塔は、今でも完全な形で存在しており、島全体に7000のカ所あります。
ヌラーゲは大きく粗く立方体にされた石で築き上げられています。紀元前1500年から紀元前500年にかけて、住宅や聖域や要塞を築くとき、このような石がよく使われていました。その中でも特に重要な物は、BaruminiのSU NARAXI、Regia Nuragia のSANTO ANTINE、AbbasantaのLOSAです。
また“ dei giganti” と呼ばれる巨大な墓はとても重要です。それより小さな“domus de janas” は、岩に彫られた墓のことです。神聖な井戸では神聖な水で神秘的な儀式が行われていました。
*Aga-khanはスイスの大富豪/実業家で、1970年代にサルデーニャ島の高級リゾート地「エメラルド海岸」の開発を行った。その後エメラルド海岸は、世界的に有名なリゾート地になって行く
**ヌラーゲ は、紀元前2000年から紀元前550年頃まで作られた、サルデーニャ島全域に見られる大きな石の塔のような形に積み上げて作られた巨大な建造物。
***マムトーネスの仮面はサルデーニャのお祭りの際に使う黒い木彫りのグロテスクな仮面。
続く