Buongiorno ! takaoです。
イタリアの運転免許証は50歳になるまでは、10年に一回更新されます。前回私が以前更新した時にはまだ新しいカードタイプの免許証ではなく、紙の免許証だったので、結構大きな免許証を三つ折りにして財布に入れています。この前紹介したイタリアの身分証明書といい、この運転免許証といい、ちょうどカード対応が本格化する前での更新だったので、結構大きな証明書を2つ持ち、常に携帯するハメになっています… 日本では違いますが、海外では大体どこの国でも外出中身分証明書を携帯していなければいけません。
で、このイタリアの運転免許証、ちょっとびっくりしたことがあります…
一番初めに免許書を受け取った紙の免許証に、10年おきの更新の際この免許証が使える期限の記入されたシールを貼るだけで、免許書自体はそのままなのです。
ということは、免許証に貼ってある写真もそう、以前知り合いのお父さんの運転免許を見せてもらったのですが、そのお父さんは1955年くらいに免許を取ったのですが、その当時の白黒の写真がまだ免許証に貼ってありました。笑
あまり写真を貼る意味があまりないですね… なんでそうなるのか考えてみたのですが、イタリアではこう言った書類、許可証に関する仕事がかなり遅くミスも多いので、新しい免許証をその都度発行する場合、いくら新しい免許ができるまでの間、仮の免許を渡したとしても免許書ができるまでにかなり時間がかかったり、ミスも多かったりするので、このようにシールだけ貼るようにしたのでは…?
現在免許書がカードタイプになってからの更新には、更新時のすぐ前に撮った写真2枚を持参、と書いてあったので、最近はもう紙の免許証の時ように何十年も前の写真では無くなったようです。といってもそうなったのはここ数年です。
このブログを書いていて、思い出したのですが、私は日本で免許書を取って、イギリスに住んでいた時にイギリスの免許証に変え、イタリアに来てからイタリアの免許証に変えたのですが、イギリスの免許証の更新日がなんと私が74歳になった時でした。(はっきりとした年齢はよく覚えていませんが、大体それくらいの年齢でした)それまで更新がないので、更新料金もそれまではかかりません。
それに、写真も貼ってありませんでした、インチキをしようと思ったら兄弟同士とかだったら兄弟の免許を持っていても分からなかったと思います…
先進国でも国が変われば色々ありますね…
Ciao !