コモ湖 すぐお隣はスイスです!

  • 2020-10-01
  • 2020-10-01
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Buongiorno !  takaoです。

今日はミラノから北に1時間ほど行ったところにあるコモ湖の紹介をしようと思います。イタリア北部には結構たくさんの湖があり、その中でもミラノから行きやすいのがこのコモ湖です。

ブログの題名にもあるようにミラノから行くと、コモ湖を越すともうスイスに入ります。島国の日本から考えると車で国境を越えられるのって不思議ですよね。でも日本が特別で、大陸にある国々では大体国境は道でつながっているのが普通なのです。

このコモ湖、最近こそそれほど行かなくなりましたが、まだアシスタントデザイナーをしていた頃、デザイナーの旦那さんが大きなシルク生地メーカーの息子さんで、93年から2年ほど、火曜日から金曜日までそのデザイナー家族の住む大きな別荘で泊まりながら仕事をしていました。その家では庭や家の手入れをする人や、料理をする人が4、5人も住み込みで働いていました。そのデザイナーはドイツ人で、料理も上手で、それ以外に料理をする人はスリランカ人だったので、色々なものが食べれました。

Villa Balbiano  この別荘に働きにきていました 

コモ湖はちょうど漢字の「人」の形をしています。向かって左側の足の先がコモで、右にはレッコという街があります。コモの方が栄えています。街の中心については後で解説するにして、コモは別荘が多く、ドイツ、イギリス、スイス、アメリカなどお金持ちの外人がヴァカンスで過ごす場所としても有名です。私が働いていた別荘も湖に向かって左側にはヴェルサーチェの別荘がありました。また、アメリカの俳優ジョージ・クルーニーもコモ湖に別荘を持っています。別荘はコモの中心よりも少し北上したところに多いです。

コモで私がよく行くのはメナッジョ(Menaggio)という場所です。車があれば便利がよく、綺麗な景色や大きくてとても美しい別荘を見ながら運転できますが、電車で行った場合、ボートでもコモ湖をまわる事ができます。道からは見れない光景も観れると思うので、それはそれでとても美しい光景を見る事ができると思います。

メナッジョ(Menaggio)

ミッソルティーニ(Missoltini)

コモからメナッジョに行く途中にあるトレメッゾ(tremezzo)近辺の名物でミッソルティーニ(Missoltini )というのがあります。アゴーンという魚を乾燥させたもので、その味がなんと日本のメザシにそっくりなのです。このミッソルティーニはかつてはコモ湖の住民にとってとても貴重な食料資源で、長ければ1年は保存できるそうです。ミッソルティーニはポレンタと一緒に食べます。

写真 Osteria sali e tabacchiから

先ほどシルク生地メーカーの話が出てきましたが、コモ一帯は高級シルク生地の産地として世界的にもかなり有名な場所です。ルドヴィコ・イルモーロが1400年ごろ、農民に田園地帯とその庭園に桑の木を植えさせ、蚕の養殖をさせたのが始りです。良いシルクが作れるようになったため、中世にはそれで富をなす人が増え、コモは世界のトップクラスの高級なシルク生地の生産地となりました。近年ではもう蚕は飼われず、素材は中国などからやってきます。シルク生地の生産の多くも安くできる国に移ってしまったために、以前ほど勢いはありませんが、それでもとてもクオリティーの高い生地はコモで生産されています。

90年台の初めごろにはコモからの少し北にあがったヴィッラ・エルヴァと言う場所で「イデア・コモ」というシルクの生地を中心とした展示会がありました。この展示会に入るのには多くの生地メーカーからの推薦が必要で、なかなか簡単には入れませんでした。(コモの人はスノッブな人が多いので 笑)その代わり、入る事ができると高級な食事までついていました。その展示会ももうなくなってから20年くらい経ったかな…?

コモ中心

一方、コモ中心の見所ですが、街の中心には綺麗な建物があり、駅から歩いてすぐコモ湖にも着きます。

ブルナーテ・ケーブルカー

湖から右に行くと1894年にできたケーブルカーが通っていて、ブルナーテ(Brunate)という高い所まで連れて行ってくれます。長さにして1084m、標高差は500mあり、コモの中心地や湖、アルプスのモンテ・ローザまで見渡す事のできる素晴らしいパノラマが待っています。ここはアルプスのバルコニーとも呼ばれているそうです。

ヴォルティアーノ神殿 (Tempio Voltiano)

自然哲学者で、電池を発明したコモ出身のアレッサンドロ・ボルタに捧げた博物館で、亡くなってちょうど100年経った1927年に建てられました。電圧のヴォルトはこの人の名字から来ています。Tempioとはイタリアではお寺を指し、実際にお寺のような外観になっています。博物館内はアレッサンドロ・ボルタの研究した時の機材や、発明したものが展示してあります。

コモ大聖堂(Il Duomo di Como

ロマネスク様式のサンタマリア大聖堂に代わるものとして建てられました。北イタリア有数の美しい建物とされています。ファサードはゴシック様式、側面と側面にある正門はルネッサンス様式と、様々な様式を使いながら、壮大で調和のとれた建物です。尖塔のある印象的なファサードは、多くの彫刻の装飾が施されています。

コモのブロレット宮殿(Palazzo Broletto a Como

大聖堂の隣にある建物で、古代の市庁舎として1215年に建設されたロマネスク・ゴシック様式の建造物です。白、灰色、それに赤の大理石を使った2階建の建物で、アーチのある1階部分と3つのマリオンの窓で飾られた2階部分で構成されています。時が経つにつれ、建物は多くの変化を遂げてきました。 1400年代の後半に、大聖堂が再建されるためのスペースとして建物の大部分が取り壊され、1764年には劇場として使われるようになりました。その後、19世紀の終わりまでは公証アーカイブを収める場所として使用されました。 1899年から数回復元されましたが、1972年になって初めて元の形に復元されています。現在は自治体が所有し、アートの展示会や会議が開催されています。

交通

電車はミラノから出ていて、TRENITALIA(国鉄)とカドルナ駅から出ているTRENORDで行く事ができます。TRENORDの方が中心まで入るので、こちらで行った方が良いと思います。

以上、コモの紹介でした!

Ciao !

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