Buongiorno ! takaoです。
昨年の今頃、ミラノはとても暑い日が続いていたのですが、今年は晴れの日が続いて暑くなるかなと思ったら雨が降り、今のところわりと過ごしやすい日が続いています。
7月ももうそろそろ終わり、イタリアの8月は多くの会社が長いヴァカンスを取るので、9月の初めまではのんびりした日が続きます。その後9月からファッション業界はセールスキャンペーン、展示会、そしてファッションウィークなどが始まり、いきなり忙しくなってきます。ただ、今年の9月はミラノにはあまり海外からのバイヤーは入ってこないので、寂しいミラノ の9月になりそうです。

今日はミラノのファッションブランドのショールームがどんな感じなのかを、写真を中心に紹介していきたいと思います。
日本とイタリアのファッションのおおきな違いの1つに、見せる雰囲気、というのがあります。日本は残念ながら場所が狭く天井が低いということもあり、ゆとりを持ってコレクションを見せられないケースが多く、せっかく良いコレクションを展示しても残念ながら少し安っぽく見えることが多くあります。一方、イタリアではプレゼンテーションにはとても気を配るので、見せる場所にも細心の注意を払います。また器もとても大切で、日本にはあまり古くからの建物がないのと、建物自体も素材感が薄っぺらいものが多く、ショールームがずっしりしてない分、どうしても洋服が軽く見えてしまいます。また、使う什器も、日本の方が軽い素材を使っている場合が多く、『どっしり感』が出ず、それに伴いそこにかかっている服もそれなりにしか見えないように思います。その点、イタリアはどの建物もたいてい長い歴史を持っていて、壁も厚くどっしりしているので、それだけでもイタリアではそれなりによく物が見えてしまいます。

JAY PROJECT – 2012年から日本のメンズブランドを集め、PITTI UOMOやその他のヨーロッパやアメリカの合同展示会でコレクションを紹介し、PITTI UOMO後にはミラノのショールームでセールスキャンペーンをしていた時のショールームの様子です。










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