Buongiorno ! takaoです。
今日、残念ながらイタリアを代表する作曲家、エン二オ・モリコーネ(Ennio Morricone)が91年の生涯を終えました。私も大好きな作曲家でした。イタリアで彼の音楽は、年寄りから若い人まで幅広い年齢層から好かれていました。日本では彼の名前も知らない人が多いと思いますが、下に幾つか映画音楽を載せていますので、聴いてみてください。どれかは知っているはずです。
エン二オ・モリコーネは年11月10日にローマで生まれました。彼は人生で500以上の映画やTVドラマの曲を作曲し、彼が音楽を担当した映画のうち60以上は映画祭で何らかの賞を獲得しています。今彼の経歴を見ていますが、かなり多くの有名な曲を世に送り出しています。彼の実績は高く評価され、60年代からはハリウッド映画にも音楽を提供するようになり、ブライアン・デ・パルマ、オリバー・ストーン、クエンティンタランティーノなどにも音楽を提供しています。
1960年代、彼はイタリアで作られたウェスタン映画「マカロニ・ウェスタン」で有名になりました。ちなみにこの手の映画はイタリアでは「スパゲッティ・ウェスタン」と呼ばれています。
私は記憶に残るとても好きな映画はそれほどたくさんないのですが、彼が音楽を担当した映画は好きなものが多いです。例えば、私の好きなショーン・コネリーやアンディー・ガルシアの出ているアンタッチャブル、この映画ではグラミー賞を獲得しています。
他に有名なのはイタリアの映画監督セルジョ・レオーネの映画ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカの音楽。そして何と言っても彼の作品の中でも特に有名なのは、私も大好きなニュー・シネマ・パラダイスの主題歌です。この映画はとても良いのでまだ観ていない人は是非観てください。
2007年、アカデミー名誉賞、そして2016年にタランティーノのヘイトフル・エイトで アカデミー賞作曲賞受賞、同時にゴールデングローブも受賞しました。その他、三つのグラミー賞、4つのゴールデングローブを受賞しています。
彼はチェスが得意で、イタリア国内2番目のカテゴリーに位置していました。また、愛妻家としてもよく知られ、2007年にアカデミー名誉賞を受賞したときに、「このオスカーは献身的に愛情を持って私に尽くしてくれた妻マリアに捧げる。妻への愛は今でも変わらない」と言っています。
またイタリアを代表するアーティストが一人亡くなりとても寂しいです。ご冥福をお祈りします。
Ciao !