リーグリア州の石版石を運ぶ道

ブログ Laura

Cari amici,

今日は、私の地元の州リグーリアの特徴的な製品である黒い石、石版石についてお話ししたいと思います。

石版石は、私たちみんなが学校で使用していた黒板にも使用されている素材です。イタリア語で黒板を意味する 「ラヴァーニャ」(Lavagna)は、昔、石版石の採掘とその加工のために非常に重要な中心地であったリグーリア州ジェノヴァ県の町、ラヴァーニャに由来します。

石版石は古代(6000万年または7000万年前)に形成された石で、この材料を発掘するための最初の採石場ができたのは、10~11世紀にさかのぼります。当初は屋根素材として使用されていました。実際、リグーリアには石版石の板の使われている黒い屋根の家がたくさんあります。

今日では建設だけでなく、その色や防水性、加工のしやすさ、寒さや時間が経った時での耐久性、滑らないなど、その数え切れないほどの素晴らしい特性を持ち合わせているために、工芸品や建築やデザインに使う素材を作るために使われます。その外、ビリヤード台としても使用されています。

採石場は山の尾根にあり、石版石を下に運ぶために、「石版石道路」が使われています。これは、地元の方言ではクレウゼ(crêuze)、「海に達する石の壁に区切られた小道」と呼ばれています。

現在その特別な美しさを持つ小道は、自然や、風景のパノラマを味わいながら行うことができるトレッキングのルートとして利用されています。何世紀にもわたって、これらの小道は「ラバニーネ」(lavagnine)によって使われていました。

一つもしくは複数の石版石のプレートを運んでいた女性たちは、日に3度から4度も採掘現場から海の近くにある保管倉庫まで頭にそれらをバランスよくのせて運んでいました。その標高差は約500メートルにもなります。

プレートの重量はしばし50キログラムを超え、プレートのサイズが大きい場合は、2人または4人の女性が2人ずつ並んで運んでいました。石版石は壊れやすい素材で、地面に落ちると簡単に損傷するため、この運び方は優れたスキルと完璧に歩調を合わせることが必要でした。

幸いなことに、現代では仕事を楽にするために機械が人間の代わりとして働いています。

A presto!

Laura Canepa(ラウラ カネパ)のブログ

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