blog – Annalisa
皆さんこんにちは!オンラインイタリア語講座オンラインレッスン「PeraPera.it」のAnnalisaアンナリーザです。
イタリア人を観察しているとみんなよく手が動いていること、皆さんも気づいたでしょう?
実際、イタリア人がよくジェスチャーを使うことは、イタリアに来たことのない外国人の間でもよく知られています。
イタリア人のジェスチャーが大きいことは、ステレオタイプとして世界中でも良く知られていて、映画やドラマでもイタリア人はジェスチャーが大きいというキャラクターで設定されています。
ちなみにこの前のUEFAサッカーチャンピオンシップでのイタリア人選手たちの写真、見ましたか? 「あー、さすがイタリア人!」って、皆が思ってたと思います。笑
実際にある検査によると、イタリア人は250種類くらいのジェスチャーを使うと言われています。すごいでしょう?
イタリア語では、Parlare con le mani(直訳「手で話す」)とも言われます。
イタリアにしかないこんなに多くのジェスチャーはどこから来たのか、なんでイタリア人は話しながら手を動かすのか、日本人のイタリア人の生徒さんたちにもよく聞かれます。イタリア語を教えている私は気になり今回少し調べてみることにしました。
イタリアは19世紀に国が統一されるまで、たくさんの国に分かれていました。それぞれの土地で違った歴史をたどり、それぞれの地区で独自の言葉が発展しました。イタリアの標準語ができるまで、それらは全く異なっていて、国が統一され、イタリアとして国民同士のコミュニケーションが必要になったときによく使われ、役立ったのがジェスチャーだったのだそうです。
現在でも多くの方言のあるイタリアでは、ジェスチャーは便利だと思いませんか?
怒っているとき、話していることばの意味を強調したいとき、相手が自分の意見を理解してほしいときなど、ジェスチャーは様々な場面で使用されています。
手を使って話している内容をもっと詳しく相手に伝えるだけでなく、ことばを全く使わなくてもジェスチャーだけで通じさせることも多くあります。さっきの250種類のジェスチャーの中からいくつかが簡単で覚えやすいのもありますので、イタリア語勉強中の皆さんにも便利ではないかと思っています。
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