毎朝一番の楽しみ

Ciao! takaoです。

私はファッションウィークや展示会、出張がない時には、普段家で仕事をしているのですが、朝起きてからだらだらするのも嫌なので、毎朝起きてすぐ気分転換にBAR(バール=カフェ)に行って一杯のカップッチーノを飲むのが日課です。

イタリア人というのはだいたい自分の行き付けのバールというのがあって、1日に何度かこのバールに行きます。バールの数は結構多く、私の家の周りにも何件かあります。その中で自分の居心地の良いバールを選び、そこにお世話になるのです。どうやって自分のバールのを決めるのか、それはバールのオーナーや、バリスタと気があうとか、そのバールに来る客層が自分に合っているとかでみんな決めていると思います。バールのオーナーは時々変わることもあるので、オーナーが変わってそのオーナーと気が合わなかったり、客層が変わってきたりすることも結構あります。私も以前行っていたバールはオーナーが変わって客層も変わったので、行かなくなりました。

イタリアのバールはとても財布に優しく、それでイタリア人は1日に何度も行くことができます。ちなみにミラノでは一般的にカフェ(コーヒー、イタリアでいうコーヒーはエスプレッソコーヒーのこと)一杯€1.00、カップッチーノは€1.30が相場です。(€1.00=¥120)

イタリア人はバールに何度も行く代わり長居はしません。よっぽど誰かと話をすることがない限り、まず座ってコーヒーを飲むことはありません。私もお店に入ると、お店のバリスタは私が何を飲むのか知っているので、そのままカップッチーノが出てきて、さっと飲んでそのまま出ていくので、ものの5分もしたらお店を出ています。

イタリア人はコーヒーを飲むにしても、人それぞれ個性があって、

カフェ•リストレット = 水の量を少なくすることによって濃く入れたコーヒー

カフェ•ルンゴ = カフェの量が多い、それによってコーヒーも薄くなってきます。

カフェ•ドッピオ = ドッピオとはダブルのことでダブルサイズのカフェです。

カフェ•マッキアート = マッキアーレとは汚すという意味で、コーヒーを汚すという意味になり、コーヒーにミルクを入れたものです。反対にラッテ-マッキアートというのは、ラッテはミルクのことで、沢山入っているミルクをカフェで汚す、ということになり、ミルクの中にカフェが入っています。

カフェ•コレット = カフェにお酒を入れた物、グラッパなど強いお酒を入れます。

デカフェイナート = ノンカフェインコーヒー

カフェ•アメリカーノ = アメリカンコーヒー、イタリアではドリップコーヒーのマシーンはないので、エスプレッソを作って、それにお湯を入れて薄めたものをアメリカンコーヒーと呼びます。

その他

カフェ•ドルツォ = 大麦を使ったカフェ

カフェ•アル•ジンセン = 高麗人参の入ったカフェ

などなどかなり沢山の種類があります。

それ以外にも、カップッチーノにしても、ぬるめが好きな人、あまり泡立てない方が好きな人、ココアもしくはシナモンを上にかける人など、人それぞれ色々なものを頼むのですが、何度か行くとバリスタは何をどういう風に頼むか大体覚えてくれています。

カフェをシェイクして作るカフェ•シェケラート ちなみにアイスコーヒーはバールにはありません

一杯のカフェは結構安く何度も行けるため、仕事前や昼食時のバールはかなり混んでいます。それでどんどんオーダーが入っていくのですが、ほとんど間違えなくスムーズに頼んだものが出てきます。これは本当に凄いです。バールで働く人はイタリア で一番よく仕事をするのではないか、というくらいスピードも効率も良いです。おまけにとても清潔で、周りを常にきれいにしています。

これだけみんな頻繁に家の近くのバールに行くこともあり、バールはイタリア人の生活の中に入りこんでいます。お店に行く客はほとんどが近くに住んでいる人なので、バールの人はかなりその近辺の情報を持っています。私も普段行き慣れないお店やオフィスに行かないといけない時など、だいたいバールの人にどこにあるのか聞くのですが、ほとんどの場合その場所を知っていて教えてくれます。その他、家を探しているときなど付近に物件があるかどうかとか、誰がどこにいつからいつまでバカンスに行っているとか、そんなことまで知っています。以前、私がいない時に知り合いに自分の家の鍵を渡すためにバールの人に預かってもらったこともあります。それくらい地元の住民とバールはつながりが深いのです。実際よく行くバールのことをイタリアではIL MIO BAR (私のバール)と呼んでいます。

イタリア人にとってカフェはとても重要、という話でした!イタリアのカフェについて書くとまだまだ長くなってしまうので、今日はここまでにしておきます。

Ciao!

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