ヨーロッパの通貨ユーロ、これって知っていましたか?

  • 2021-02-28
  • 2021-03-14
  • Italia
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↑イタリアの€1は一番下の右から2番目

Buongiorno ! 平成元年からイタリアのミラノに住んでいるtakaoです。イタリア情報をブログで発信しています。

今日はイタリアを始めヨーロッパの多くの国で使われている通貨ユーロについて話します。

2002年1月1日に硬貨と紙幣が使われ始められたユーロ(€)は、欧州中央銀行(ECB)によって発行されています。取引高はアメリカのドルに続き世界第2位です。ちなみに第3代欧州中央銀行総裁は、先日イタリアの首相になったマリオ・ドラーギ氏で、今大きな経済的打撃を受けているイタリアでは、救世主がやってきた、ということになっています。

欧州連合27カ国のうち2020年1月現在(オーストリア、ベルギー、キプロス、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、アイルランド、イタリア、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ポルトガル、スロバキア、スロベニア、スペイン、リトアニア、ラトビア)の19カ国、日本の人口の約3倍の人が使用しています。

ユーロに入ってすぐのときはメキシコに行っていたので、残念ながらどんな感じだったかは経験していませんが、1月1日にはまだほとんどユーロ硬貨と紙幣をみることはなかったと思います。それから少しずつリラからユーロに移行されていきました。それまでのイタリアの通貨リラからユーロへの交換は2011年12月6日まで「BANKITALIA」(イタリア銀行)でできていました。

ユーロとリラの価値ですが、€1=1936.27lireでした。ユーロに対してリラはかなりたくさんの桁があったため、端数をあわせただけでもかなりのインフレになります。ユーロになってすぐはかなりの便乗値上げもあり、数年したらすぐ2倍くらいに値上がりした感じを受けました。給料は上がらず物価は高くなったので、この頃からみんなの生活が結構苦しくなり始めたと思います。とにかくリラの時には物価が安かったです。

ユーロになって良かった点といえば、変わる前まではドイツに行ってもフランスに行ってもいちいちイタリアのリラから現地の通貨への両替をしなければいけなかったのですが、その必要がなくなりました。

また、同じ通貨を使っているために、違う国でもものの価格が高いのか安いのか一目瞭然です。両替をしなくて良いということは、両替の手間を省けるだけでなく、銀行や両替所などへの手数料も払わなくても良くなります。国際送金をする際もユーロ同士の方が手数料も少ないです。

一方、ある意味でのデメリットですが、違う国に行くたびに両替をしていたので、外国にいる感が今よりもありました。

現在車で移動する場合、パスポートチェックなしで国境を越え、通貨も同じ、それにグローバル化が進み中心地で見るお店はZORA、H&Mなどどこの国でも見るようなショップばかりになってしまい、昔のように外国に来た感というのがかなりなくなってきました。

飛行機に乗る場合でも私のようにEU圏以外の人間はパスポートを持っていかないといけませんが、ヨーロッパ人は普段から持っているIDカードだけで乗る事ができます。パスポートチェックをするイミグレーションもありません、ほぼ国内便と同じです。

最後にユーロのコインと紙幣についてですが、コインは1、2ユーロそれに1、2、5、10、20、50セントがあります。コインのサイズ、色、全体のデザインは同じですが、コインに掘ってある片面のデザインは国ごとで違います。デザインが違っていたとしても価値はどの国でも同じなので、他の国のユーロ使用することは可能です。

紙幣は5、10、20、50、100、200、500ユーロがあります。初めのうちは500ユーロ紙幣も時々見ていましたが、もうここ何年も見なくなりました。

500ユーロ紙幣、はじめは数少ない紙幣で大きなお金を持っていけるということで、便利が良いものだと思っていたのですが、実はかなり使いにくい紙幣です。この紙幣を持っていると持ち運んでいる時に紛失したり、特にイタリアでは盗難のリスクも高いので、ほとんどの人がこんな大金を持ち歩きたくありません。

また日本と違って偽札も出回るので、お店の方でもあまりこの札を受け取りたがりません。紙幣の検査をする機械をもっているお店だと大丈夫ですが、もっていないところでは受け取ってくれないところもありました。受け取る方にとっては結構迷惑な紙幣なのです。それで最近ではあまり出回らなくなったのだと思います。

Ciao !

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