Ciao! takaoです。
COVID 19の感染者が多かったミラノは、他のイタリアの地域よりも2日間早く3月8日にロックダウンに入りました。5月4日にロックダウンが解除されたのでほぼ2ヶ月間自宅に閉じこもっていた事になります。
他のヨーロッパの国々のロックダウンでは、ある時間帯に散歩に出れたりしたようですが、イタリアでは外出の規制がかなり厳しく、買い物に行く時だけ、それもなるべく週に一度だけで済ませるように、と言う事だったので、2ヶ月の間はほとんど外に出ることがありませんでした。
(犬を飼っている人の犬の散歩は可能)
仕事もほとんどストップしているので、数少ない楽しみといえば、食べることくらいででした。日本とヨーロッパを飛行機で行き来されいる人にはよくわかると思いますが、まさに日本/ヨーロッパ便の飛行機の中のように、やることがないので、食べることとvideoを見る事のみが一番の楽しみっていう感じです。それですぐに待ちに待ったラーメンが食べれると思い、速攻でラーメン屋さんに行ったのですが、残念ながらそのお店は閉まっていました…
3月8日にロックダウンが解除された、と言っても工場やオフィスなどの仕事が開始されましたが、まだまだ多くのお店は開けることができなかったり、今でも州を跨いで移動することはできないので、まだまだロックダウンが完全に解除された、と言った感じではありませんでした。
それでいよいよ今週の月曜日18日、前倒しでカフェやレストラン、美容院なども開けて良い事になったらしく、大分ミラノの街も活気付いてきました。夕方に近くの公園でジョギングをしているのですが、一見、普段のミラノの生活と変わらない感じです。ただ、みんなマスクはしています。マスクは必ず着用していないといけません。バスに乗る時には手袋も必要なようです。
親切な事に、新しい規則が決まるたびにミラノの領事館からメールで情報が提供されてきます。今週からの動きはこんな感じだそうです。
まだまだ、普通の生活に戻るには時間がかかりそうですが、少しずつですが、それに近づいています。
-5月18日から認められる活動
・公園,ヴィッラ,公共庭園へのアクセス
・小売商業活動,対人サービス業
・飲食業サービス活動(バール,パブ,レストラン,ジェラート屋,菓子店を含む)
-5月25日から認められる活動
・ジム,プール,スポーツセンター,スポーツサークル
-6月15日から認められる活動
・児童・青少年のための娯楽・レクリエーション・教育活動
・劇場,コンサートホール,映画館,その他野外を含む空間での観客を伴う公演
-引き続き禁止される活動
・スポーツイベント
・幼児教育サービス,教育活動,学校活動及び大学,芸術・音楽・舞踊の高等専門教育,専門教育コース,マスターコース,保健衛生職員養成及び高齢者用大学コース,その他地方公共団体及び私人が運営する専門コース及び研修活動を行う施設を含む高等教育への通学
●また,本首相令では,イタリアへの入国に関して以下の通り規定されています。
入国のために利用する公共交通機関への自己宣誓書提出義務等についてはこれまで通りです。
第4条3
伊に入国する人は,何ら症状がなかったとしても,地域を管轄する保健公社の予防局(Dipartiment di prevenzione)に対しイタリアに入国したことを通報する義務を負うとともに,健康観察下におかれ,宣誓書に記した住居あるいは居所で14日間の自己隔離に付される。新型コロナウイルスの症状を発症した場合には,専用電話番号を通じて,かかる状況を速やかに保健公社に通報する義務を負う。
まだまだ、普通の生活に戻るには時間がかかりそうですが、少しずつですが、それに近づいています。
Ciao!