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ヴェネト州の世界遺産にある素晴らしいワイナリー!

The Japanese Venice Valentina & Imanol 

Ciao fioi!

第1回目

ユネスコ世界遺産、ヴェネト州プロセッコワインの丘陵地帯

に続いてヴェネト州のプロセッコシリーズ第3回目、最後のブログになります。

2つ目の訪問先は、この地域でプロセッコ・スペリオーレDOCGを生産している約180のワイナリーおよび会社の中の1つです。

インターネットで検索し、友達にアドバイスを受けた後、私たちはPDCカルティッツェ(PDC Cartizze)ワイナリーを選びました。

ここは、カルティッツェのプロセッコ DOCG ヴァルドッビアーデネ・スペリオーレ (Prosecco DOCG Valdobbiadene Superiore di Cartizze)の生産に特化した唯一の農場で、プロセッコのグラン・クリュです。      

前回登場のオステリア・センツァ・オステ(l’Osteria Senza Oste=店主のいないオステリア)から曲がりくねった田舎道に沿って15分足らずで、このモダンな建物に到達しました。そこでは、とてもフレンドリーなガイドが私達を迎えてくれます。そして、いくつかあるワイナリー体験コースの説明をしてくれます。私たちはワインのテースティングとブドウ園の見学ができる18ユーロのタイプを選びました。

改装されたばかりの居心地の良いホールで、プロセッコの歴史と、ヴァルドッビアーデネの丘陵地帯全体のごく一部、わずか108ヘクタールでありながら、その特別な微気候と肥沃な土壌で最適なプロセッコ作を作ることのできるカルティッツェ地域の説明を受けました。

次に、このワイナリーで生産された3つのプロセッコCartizze Brut、Cartizze Dry、Cartizze BIO Extrabrutの試飲をしました。

ガイド付きテイスティングはとても良い勉強になる体験でした。なぜなら、ガイドの説明が入ることで、ワインの特徴をもっと認識でき、これらの最高品質のワインをもっとしっかりと評価することができるからです。

緑色でいっぱいのブドウ園の訪問が続きます。収穫期に行くと、葉の間にたくさんの房がなっています。

このワイナリーは年に少数のボトルを生産する小さな会社ですが、その背景には何世紀にもわたる伝統があり、研究熱心な若いオーナーのピエトロ・デ・コンティが提供するイノベーションと組み合わせて、とても素晴らしいプロセッコを生み出しています。

人類がこれまでの間長年にわたって行ってきた変化にその美しさを負っている文化的景観として、コネリャーノとヴァルドッビアーデネの「プロセッコ・ヒルズ」は、ユネスコ世界遺産リストに登録されています。

かつてはむき出しで険しかったこの土地ですが、今日では、連なる丘と緑の葡萄畑、豊富な作物と自然が特徴です。

これらの場所の価値は、なんと言っても様々な伝統的な仕事のやり方を継続するための人々の努力や取り組みです。精度の高いブドウの木の配置、それらを支えるための杭、ブロウの手摘み、丘の傾斜で非常に狭い葡萄畑、これらすべての要素は、プロセッコの歴史を引き継ぎ、ユネスコ世界遺産登録というこの輝かしく重要なタイトルの承認に貢献してきました。

とても素晴らしい経験だったので、機会があれば、皆さんもこのワイナリー、PDCカルティッツェ(PDC Cartizze)に行ってみてください!

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それでは、また次回のブログでお会いしましょう!次回もとても興味深いブログです!

終わり!

バレンティーナとイマノール

The Japanese Venice – Valentina & Imanol (ヴァレンティーナ & イマノール)のブログ

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