Buongiorno ! takaoです。
先日イタリアにはアイスコーヒーは無い、とブログで紹介しました。
コーヒーで有名な国イタリア、でもアイスコーヒーはありません!
しかし、何人かのイタリア人からのコメントで、実はイタリアにもアイスコーヒーがあるとのことでした!
私はミラノに31年ほど住んでいて、ほとんど毎日バールに行くのですが、これまでミラノのバールでアイスコーヒーを見たことはありませんでした。
ただ、よく聞いてみると、アイスコーヒーがあるのは特に南イタリアらしいです。私も見たこと無いし、リグーリアに住むラウラも見たことがありません。
それで気になるので、イタリアでのアイスコーヒーについてちょっと調べてみました。

アイスコーヒーは17世紀に南イタリアのプーリア州にあたるサレントに入ってきました。そこでは、そこでは熱いエスプレッソが氷でいっぱいのカップに注がれ、レッチェ県ではアーモンドミルクが加えられていました。これはカフェ・イン・ギアッチョ(caffè in ghiaccio=氷に入れられたコーヒー)と呼ばれ、それは氷が完全に溶けて水で薄まる前に急いで飲まれました。
シチリア東部では、メッゾ・フレッド(mezzo freddo=半分冷たい)が飲まれます。ここでの半分とは、冷たさが半分なのではなく、コーヒーを入れるグラスが小さいということです。これは通常砂糖なしで作られます。メッゾ・フレッドは、ゆっくりと冷まされたエスプレッソコーヒーを使い、最後にコーヒーのグラニータと一緒にされ、しばしば最後にホイップコーヒーも入れられます。
一方、カフェ・シェケラートは主にイタリア北部で人気があるそうです。ということで、ミラノではアイスコーヒーはまず見ませんが、ローマから南は結構あるようです。ただ、主に夏に飲む物なので、夏を過ぎるとバールでも置いていないところが多いそうです。
Ciao!