Ciao fioi! (ヴェネツィアの方言で「皆さんこんにちは」という意味)
ヴェネツィアはイタリアだけでなく世界の中でもとてもユニークな都市の1つです。そのユニークさの1つはやはり、この街では車が使えないことでしょう。ほとんどの移動は運河でボートを使って行われます。
これは確かに街の雰囲気をより穏やかにのんびりさせますが、問題も伴います。街では、旅のために来た観光客と現地で生活している地元の人々が同じ公共交通機関を共有するこのになるのですが、そのニーズが異なるために多くの問題が発生します。
この記事では、ヴェネツィアでの移動方法を説明します。
Pronti, partenza.. Via! (それでは、用意、スタート!)

マルコポーロ空港に飛行機で到着し、ヴェネツィアの中心に訪れるには、海路または陸路で行くことができます。電車で行く場合は、ヴェネツィア市内のサンタルチア駅に直接到着します。
どちらの場合も、本土とヴェネツィアをつなぐ市内への唯一のアクセス方法である長い橋、ポンテ・デッラ・リベルタを渡る必要があります。ここから先は徒歩またはボートでしか行けないので、車で訪れる場合は、橋を渡った後、車を駐車場に置いて行くことになります。
ヴェネツィアでは通常、人と物資のすべての輸送は水上で行われています。道路上のタクシーと同じように機能する水上タクシーもありますが、価格はかなり高いです。ヴェネツィアはそれほど大きな街ではないので、徒歩で移動することはできますが、急いでいるときや歩くことができないときは、公共交通機関のボート、ヴァポレッティを利用できます。

ACTVはヴェネツィアの主要な公共交通機関で、ヴァポレッティ、モーターボート、フェリーボートなどのさまざまなボートを通じ、1800年代後半から毎年何百万人もの乗客のラグーンの移動を可能にさせています。

このサービスは24時間営業しており、歴史的な中心部のさまざまな停留所とラグーンの島々を結びます。地図からもわかるように、ヴェネツィア内を通る線は2本だけですが、他のすべての線は外縁に沿って走っており、すべての島を非常に頻繁かつかなり時間どおりに接続しています。

https://www.instagram.com/p/CB5K7rxi7jR/
すべての人が使用する唯一の輸送手段であるため、ピーク時間にはヴァポレッティには多くの人が乗車し、居住者に不便をもたらします。ヴェネツィア住民は混雑する特定の時刻表や路線を避け、なるべく混まない時間や路線に乗るようにしています。
観光客にとって重要なのはライン1です。ライン1は大運河を横断しており、公共交通機関と同じコストで、水上からヴェネツィアで最も美しい建物を鑑賞しながら移動することができます。

当然ヴェネツィアではボートは消防士、警察、廃棄物収集などの重要な活動にも必要です。
例えば、あなたは引っ越しするとき、家具を動かすためにボートを借りるのはとてもに高くつくので、あなた自身のボートを持ちたいと思うでしょう。確かに多くのベネチア人はボートを持っていますが、それが自家用車のように毎日使用されることはまれです。
生憎、ヴェネツィアではボートを停めておく場所を見つけるのは大変です。これに加えて、ボートはラグーンの湿った寒さのため、特に冬の間は多くのメンテナンスを必要とします。そのため、多くのヴェネツィア人は冬の間写真にあるようにそれぞれのボートをガレージに入れ修理をしています。

徒歩または公共交通機関でヴェネツィアを移動する方法は、間違いなく街の雰囲気をよりリラックスさせるのに役立ちます。これは多くの場合、観光客とは異なるタスクとリズムを持っている居住者の生活と衝突します。多くのイタリア人は、ヴェネツィアは素晴らしい街だけれど、ここに住むのが難しいと言います。
Voi ci vivreste a Venezia? (あなたたちはこんなヴェネツィアに住めますか?)
Duri i banchi! (頑張っていきましょう!)