チャオ! シルヴィアファッチョーリ (Silvia Faccioli)です。
イタリアを私と一緒に旅しませんか?
私は、ヴェネツィア・カフォスカリ大学で日本語を専攻し、特に繊維、履物、眼科の分野において長年日本語/英語/イタリア語の翻訳活動をする。 通訳としてもイタリアの数多くのプロジェクトやイベントに参加する。和太鼓集団、日本舞踊団、オペラ合唱団など、さまざまな日本人のアーティストを同行。私は、ベネト州、特にパドヴァ県の美しさを皆さんに発見していただこうと思います。
今回皆さんに紹介する旅は、私の故郷、エステの街から始まります。
エステ
エステはイタリアはベネト州のパドヴァ県にある街で、人口は約16,000人、エウガネイ丘陵の南にあります。
エステの街は古く、鉄器時代にはすでに人々が住んでいました。実際、ここにはパレオヴェーネティの主要な集落があり、近隣との文化の交流だけではなく、ギリシャ人やローマ人のおかげで街を発展させ、経済を繁栄させることができました。
街の重要な記念碑といえば、1339年頃に要塞の廃墟の上に建てられたカッラレーゼ城です。 丘の頂上には砦があり、そこからさまざまな塔に囲まれた多角形を形成する壁がはじまり、現在復元されているカステレット・デル・ソッコルソもあります。 お城の内部は素晴らしい公共庭園としても使用されています。
最も重要な宗教建築の中には、以前あった初期キリスト教の教会が1688年の地震で破壊されたために、その後アントニオ・ガスパリによって建設されたサンタテクラ修道院大聖堂があります。正面は未完成のままで、鐘楼は1740年に完成されました。教会には、有名な画家ジャンバッティスタ・ティエポロの傑作、サンタテクラ祭壇画があります。
エステの地元の手工芸品は非常に華やかです。 最も重要な物の中には間違いなく陶芸が入ります。陶芸は街が発祥して以来エステにあります。Este Ceramiche Porcellaneにアクセスすると、1700年以来、洗練されたエレガンスだと誰もが認める、職人技の伝統を現在にも継承しているこの陶芸を見ることができます。
続く